VEJRHØJ & TIMEGear Japan

TimeGear Japan

Men’s wood watch

時計のケースに使われる定番素材といえばステンレススチールだが、近年は加工技術の進化に伴って、いままでは時計に使われることがなかった様々な素材を採用したモデルが登場している。今回は、その象徴ともいえる“木材”を使った時計を紹介していこう。

オンリーワンの腕時計、木材だから同じ模様はひとつもなし!

シンプル系の時計が腕時計の主流となってから数年が経つが、近年、シンプル系の時計とは別に勢力を増しているのがケースや文字盤の天然の木を使ったウッドウオッチだ。数年前まではウッドウオッチは品質にもバラツキがありガジェット感が強い印象だったが、昨今は製造のノウハウが確立されたのか、クオリティが急速に上昇しているのだ。
使用する木材も多様性を増しており、デンマークの新鋭、“ヴェアホイ”では上質なエボニーウッド(黒檀)などの銘木を採用。
そのほかにも、“ウィーウッド”は環境に配慮して家具やフローリングの端材を有効活用し、“オリジナルグレイン”ではウィスキーを熟成させる酒樽をベゼルやブレスレットに使うなど、同じウッドウオッチでもブランドごとに違う素材、使い方にこだわることで差別化をすすめているのだ。
もうひとつ注目なのが天然木とメタルケースを組み合わせた異素材ミックスモデル。メタルパーツを取り入れることで強度と美観がどちらも強化できるため、今後はウッドウオッチの新たなトレンドとして数を増やしていきそうだ。
ウッドウオッチはひとつとして同じデザインがない特別感に加えて、手首に乗せたときに優しい質感を感じさせるところが実に魅力的だ。
以前に比べて時計としての品質が高まったことで、ファッションウオッチの定番ジャンルのひとつとしてさらに需要を増していきそうだ。

NAUTIC 55° NORTHはデンマークデザイン界の巨匠ボー・ボンフィス氏とのコラボレーションによってデザインされました

VEJRHØJ(ヴェアホイ)
ノウティック 55°ノース

異素材を違和感なく調和させる、北欧発ウッドウオッチの新鋭
ウォールナット(クルミ)のベゼルとローズゴールドにカラーリングしたステンレススチールのミドルケースを組み合わせることで、美観と強度を両立したヴェアホイ独特のデザイン。文字盤にはベゼルと異なるエボニーウッド(黒檀)を使い、色合いで何げないアクセントをプラスしているのが心憎い。
■ウォールナット×ステンレススチール(ローズゴールドIP)ケース、レザーストラップ。ケース径42mm。3気圧防水。クォーツ(Cal.Ronda762)。

Wood watch - 天然くるみ材と ローズゴールドの316Lステンレスを 組み合わせたケーシング

チークやマホガニーと並ぶ世界3大銘木のひとつとして知られる高級木材ウォールナット(クルミ)をベゼルに使用。適度な油分を含むため使い込むほどに経年変化で味わいを増していく。風防にはサファイアクリスタルを採用


《VEJRHØJ(ヴェアホイ)とは》

2013年、デンマーク・コペンハーゲンに設立された時計ブランド。デンマークデザインを学んだヤーヌス・リュッケ・オールップ氏によって立ち上げられ、14年にはデンマークデザイン界の巨匠ボー・ボンフィス氏とのコラボレーションが実現。その後、試行錯誤を繰り返し誕生したのが、木とスチールを組み合わせた“VEJRHØJ NAUTIC”だ。このモデルは“Makuake”にて先行発売され、多大な支援を集めることに成功した